登録有形文化財(建造物)旧森田家住宅主屋

登録年月日:2007.12.05

外観1

外観2

内観1

内観2

内観3

内観4

内観5

Tokkuri de saquê em cerâmica à moda antiga

Um jovem mestre de confiança

Amostra de arroz com saquê

コメント

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家主は森田孫栄氏です。八重山の典型的な士族屋敷の形式で、当時の士族の住宅建築としての格式や風情、趣きなどがよく表れています。 部屋数が多いのも特徴で、玄関から順に1番座、2番座、3番座と表座敷が連なり、その奥にはそれぞれの裏座が広がっています。かくれんぼをしたら、子どもが喜びそうなお屋敷です。

解説

1909年に、森田孫栄の父・孫詳(元与那国村長)によって建築された。1984年に旧住所から、同年石垣やいま村へ移築復元。2021年現在で、築112年。八重山の典型的な武士の屋敷の形式を代表する家屋である。部屋数も多く家の奥にも広い座敷があり、突き出た玄関を構えるなど自由に設計された建築。間取りは、床の間13.26㎡ 、仏間13.26㎡ 、居間6.61㎡ と並び、また主屋と並ぶように10.91㎡の台所 、4.96㎡の倉庫 があり、それらの主な居間に対し、裏側に11.6㎡ 、8.26㎡ 、9.95m と部屋が続き部屋の外側を取巻くように板敷きの通路と雨端が一周。柱や造作材には八重山の方言でキャーンギやクルキーと呼ばれるものを使用し、軸組もイージョー(イージュ)、フクン、シンダンなどの高級島材で組まれている。棟木には※「天官賜福紫微鑾駕」と火事に遭わないなどの魔除けの文言がかいてある。

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文化財情報

【時間】

9:00-17:30(最終入園17:00) ※営業時間は事前にご確認ください。

【定休日】

-

【料金】

大人1000円、子ども500円

【外部リンク】

https://yaeyama.or.jp/

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