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美しい海 亜熱帯の豊かな自然に囲まれた島
石垣島(いしがきじま)は、沖縄本島那覇(なは)から南西へ約410km(那覇空港から飛行機で1時間)の東シナ海に浮かぶ八重山諸島(やえやまれっとう)の主島です。透明度の高い海が魅力で、マンタやウミガメがみられる海として日本有数の人気を誇り、八重山諸島の経済や観光の中核を担うリゾートシティで、日本最南端・最西端の拠点都市となっています。星空の島としても知られ、2018年6月に国際ダークスカイ協会により光害の少ない地域という事にて「星空保護区」として認定されました。 そんな石垣島には、豊かな自然を背景に古き良き八重山の家並みを再現した日本最南端のテーマパーク「石垣やいま村」が存在します。石垣島の名勝「名蔵湾(なぐらわん)」を一望できる丘にあり、村内には国の有形文化財に登録されている古民家やラムサール条約に登録された名蔵アンパルがあり、八重山の文化や生活感を感じる事ができます。
文化財一覧
旧牧志家住宅主屋
住宅
1923年に牧志家の当時の主人、牧志宗保によって建てられた。八重山の代表的な赤瓦の建築様式。2021年時点で、築98年。石垣市の中心地にあった。家主であった牧志宗徳は医師で、戦後初の石垣市長に当選し、1948年~1958年頃まで市長を務めた人物。石垣に水道を引く計画を持ち込んだ人物でもある。もともと病院兼自宅であったう・・・
旧森田家住宅主屋
住宅
1909年に、森田孫栄の父・孫詳(元与那国村長)によって建築された。1984年に旧住所から、同年石垣やいま村へ移築復元。2021年現在で、築112年。八重山の典型的な武士の屋敷の形式を代表する家屋である。部屋数も多く家の奥にも広い座敷があり、突き出た玄関を構えるなど自由に設計された建築。間取りは、床の間13.26㎡ 、・・・
旧喜舎場家住宅主屋
住宅
1923年に建築。2007年に寄与され、2008年に石垣やいま村に移築復元。2021年現在で築98年。八重山の歴史・文化の父として偉大な業績をあげた喜舎場永珣の住居であった建物。喜舎場は、沖縄民謡を代表する「安里屋ユンタ」を発掘、全国に広めた人物。石垣市名誉市民でもある。喜舎場邸は特異な間取りを有しており、建築当時は玄・・・
旧大浜家住宅主屋
住宅
1907年に大浜信烈が、甥の大浜信賢の為に建てた民家。信烈は日本で有名な大学の名誉職を務めた大浜信泉の父である。2008年に旧住所から石垣やいま村に移築復元。2021年現在で、築114年。信賢は医学博士として八重山郡民を苦しめていたマラリア撲滅に大きな功績をあげた偉人。大浜邸は住宅と病院と二棟に分かれており、医師の住宅・・・