登録年月日:2015.11.17
コメント
家主は、八重山の歴史・文化の父として偉大な業績をあげた喜舎場永玽氏です。喜舎場永珣氏は郷土史家として有名な他、沖縄を代表する民謡の一つでもある「安里屋ゆんた」を世に送り出したプロデューサーでもあります。 このお屋敷は特異な間取りを有しており、建築当時は玄関が北向きに面したコンパクトな造りとなっていました(現在は西向き)。 フナクイムシの食べた木材を利用した欄間も、ご覧ください。
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解説
1923年に建築。2007年に寄与され、2008年に石垣やいま村に移築復元。2021年現在で築98年。八重山の歴史・文化の父として偉大な業績をあげた喜舎場永珣の住居であった建物。喜舎場は、沖縄民謡を代表する「安里屋ユンタ」を発掘、全国に広めた人物。石垣市名誉市民でもある。喜舎場邸は特異な間取りを有しており、建築当時は玄関が北向きに面し(現在は西向き)、中央に床の間13.26㎡ 、東側に仏間9.95㎡ と続き、台所13.22㎡ 、倉庫になっている。造作材には、八重山の方言でキャーンギ、フクンと呼ばれる木材を使用している。
文化財情報
【時間】
9:00-17:30(最終入園17:00) ※営業時間は事前にご確認ください。
【定休日】
-
【料金】
大人1000円、子ども500円
【外部リンク】